ボクシングヘッドギア
フェイスガードとフルフェイスは何が違うのか。
実際の使用・指導経験をもとに、目的に合った選び方を解説します。
ヘッドギアは何のために着ける?
ヘッドギアは、マスボクシングやスパーリングで顔や頭部への直接的な衝撃、
擦り傷や切り傷などのリスクを軽減するために使用する防具です。
ただし、着用すればすべての怪我を防げるわけではなく、
脳震盪や目の怪我を完全に防止するものでもありません。
ヘッドギアの性能だけに頼らず、練習強度、技術、相手との体格差、
指導者による管理も含めて安全性を考えることが大切です。
Winningの2タイプを比較
SOARBOXINGで実際に使用してきたWinningのFG-2900とFG-5000。
どちらが上というより、何を優先するかによって選び方が変わります。
Winning FG-2900
頬の周辺をガードしながら、顔の正面が開いているフェイスガードタイプです。
フルフェイスより目や鼻へパンチが入る可能性はありますが、
相手の動きやパンチを意識しながら練習しやすいタイプです。
- 頬を保護しながら正面の視界を確保しやすい
- パンチを避ける意識を保ちやすい
- 技術向上を重視する人への第一候補
Winning FG-5000
鼻の前にバーがあるフルフェイスタイプです。
パンチが目や鼻へ直接入りにくい構造で、顔への直接的な接触を
より抑えたい人に向いています。
- 目や鼻への直接的な接触を抑えやすい
- 顔にフィットし、比較的ずれにくい
- 安全性をより重視する人への候補
指導現場から見たヘッドギア選び
安全性をより重視する場合や、コンタクトレンズを着けてスパーリングする場合は、
鼻の前にバーがあるWinning FG-5000が候補になります。
ただし、実際にはフルフェイスを着けていてもコンタクトレンズが外れた例を見ているため、
目への影響を完全に防げるとは考えていません。
一方、ボクシングの上達を重視するなら、SOARBOXINGではFG-2900をおすすめします。
顔の正面が完全に覆われていない分、パンチをもらわないよう集中し、
防御への意識を保ちやすいと、これまでの指導経験から感じています。
これはすべての人に同じように当てはまるものではありませんが、現場での実感です。
FG-5000は守られている安心感がある一方で、鼻の前のバーにパンチが当たりやすく、
無意識にパンチをもらいやすくなる可能性もあります。
また、顎の下側が少し開いているため、アッパーへの注意も必要です。
目的と練習内容に合わせて選ぶのが、SOARBOXINGの考え方です。
目的に合わせた選び方
顔への直接的な接触を抑えたい
鼻や目の周辺への直接的な接触をできるだけ抑えたい場合は、
バーのあるフルフェイスタイプが候補です。
コンタクトレンズを使用している人も、事前にトレーナーへ伝えてください。
防御力と技術を伸ばしたい
相手のパンチを見て、避ける・ブロックする意識を高めたい場合は、
フェイスガードタイプが使いやすいと考えています。
安全な強度と指導環境の中で使用することが前提です。
フィット感とずれにくさを確認
サイズが合っていないと、パンチを受けた際にヘッドギアが動き、
視界を妨げることがあります。
頭周りだけでなく、頬・顎・後頭部の固定も確認しましょう。
所属ジムのルールを確認
使用できる形状や必要な防具は、ジムや大会によって異なります。
購入前に、練習内容と使用ルールをトレーナーへ確認するのがおすすめです。
主なメーカーとSOARBOXINGの評価
Winning(ウイニング)
SOARBOXINGが実際に使用し、本格的にスパーリングを続ける人へ
最もおすすめしているメーカーです。
高価ではありますが、顔や頭部に着ける防具だからこそ、
品質を優先する価値があると考えています。
Cleto Reyes(レイジェス)
ボクシング用品で知られ、ヘッドギアを使用している人も見かけるメーカーです。
SOARBOXINGでは実際に使用していないため、フィット感やクッション性については
断定せず、Winning以外の比較候補として紹介します。
BODYMAKER(ボディメーカー)
趣味で軽いマスボクシングをする人や、購入費用を抑えたい人には選択肢になります。
SOARBOXINGでは実際に装着して比較していないため、クッション性などの性能は断定しません。
本格的にスパーリングする場合は、価格だけで決めず慎重に選ぶことをおすすめします。
ヘッドギアを楽天市場で確認
在庫や販売価格は変動するため、楽天市場の検索結果から現在購入できる商品を確認できます。
サイズ、販売元、納期を確認してから選んでください。
Winning FG-2900
フェイスガードタイプ。防御への集中と技術向上を重視する人への第一候補です。
Winning FG-5000
フルフェイスタイプ。目や鼻への直接的な接触をより抑えたい人への候補です。
Cleto Reyes
Winning以外の本格的なボクシング用品ブランドから比較したい人向けです。
BODYMAKER
軽い練習を中心に、購入費用を抑えた商品から比較したい人向けです。
ヘッドギアだけに安全性を頼らない
ヘッドギアは怪我のリスクを軽減するための防具ですが、
脳震盪や外傷性脳損傷を防ぐものとして頼るべきではないと、
Association of Ringside Physiciansも注意を示しています。
視界の異常、目の痛み、強い頭痛、吐き気などがある場合は練習を中止し、
医療機関へ相談してください。
目や頭部に既往歴がある場合は、スパーリングを始める前に医師と指導者へ相談しましょう。
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